残業できないのに仕事量は変わらない
残業禁止にされたから仕事が終わらない
残業禁止なのにどんどん仕事を振られる
このような悩みをもっていませんか?
仕事が終わってないのに上司から「残業するな!」と言われると”この仕事どうすればいいの?”と困りますよね。
「残業するな!」という上司に限って仕事量を減らすことも、仕事へのフォローもしてくれません。
僕も「優先度をつけて早くやれ!」「いつまでやってんだ。早く帰れ」と上司に何度も言われ乗り越えてきました。
そこで、本記事では「残業するな」と言われたときの対処法と上司とのつき合い方について解説します。
- 残業をさせたくない理由
- 仕事が終わらないときの対処法
- 「残業するな」上司とのつき合い方
ポイントを実践するだけで、上司からのあおりを受けずにストレスレスで仕事をすることができます。
自分の理想の働き方ができればこのような悩みをもつことはありません。
在職中の会社で働き方を大きく変えるのは無理です。そこで、自分に合った企業でストレスレスな働き方をするのはどうでしょうか?
転職支援実績豊富で求人数業界トップクラスのリクルートエージェントならあなたをサポートしてくれます。
気になる方は登録して話だけでも聞いてみてください。
\登録無料!優良求人も多数紹介!/
有益セミナーも無料で受講できる!
仕事が終わってないのに上司が残業をさせない理由

仕事意識が高いあなたが残業してまでも頑張ろうと思っているのに、なぜ残業をさせてくれないのでしょうか?
残業をさせない理由は下記3点です。
- 残業の規制が厳しくなったから
- 会社の売り上げが悪いから
- 上司が自分の評価を上げたいから
残業の規制が厳しくなったから
残業時間に上限ができたため、「残業するな」と声をかけるケースが多いです。
2019年4月1日から順次施行されている働き方改革で残業の上限が設定されています。

この上限を超えると法律違反になり雇用主である会社や上司は処分されます。
だから、上限を超えないように「残業するな」という声かけをしているのです。

できる上司は声かけではなく仕事の調整をしてくれます
会社の売り上げが悪いから
会社の売り上げが悪いので人件費を低減しようとするパターンです。
残業を減らすこと自体はよいことなんですが、仕事量が変わらないので労働者への負担が大きいです。
また残業代は時間帯に応じて割増されるため人件費を下げようと思うとまず削減のターゲットになります。
たとえば、平日と休日の割増は下記のような条件です。

このように残業はコストが上がる要因の1つなので会社や上司は「残業するな」と訴えてくるのです。

割増も大きいので残業代はバカにできません
上司が自分の評価を上げたいから
コストをかけずに成果をあげて評価を高めるために人件費を抑えようとする上司もいます。
残業が少なければ人件費も安くすませることができ、仕事の成果もでていれば会社にとって良いことしかありません。
専務や社長から高評価を受けるために、上司は部下に残業をさせなかったりします。
仕事量も調整してくれればいいですが、残念ながらそのような上司はサポートしてくれません。
【残業するなの指示中】仕事が終わらない時にやるべきこと

残業するなと言われても仕事は変わらず残ってます。
上司が仕事量を減らしてくれたり、事前に調整してくれればいいですがそんなことする上司は希少です。
そこで、僕が実践した残業禁止の環境を乗り越えた下記4つの対処法を紹介します。
- 上司に相談する
- 優先度を考える
- 成果の質を落とす
- 労働環境を整える
上司に相談する
「残業するな!」と言ってきたんだから仕事量もなんとかしてくれるだろうと思考停止で相談するのはNGです。
上司も情報がないとどのように進めればいいのか判断できません。そこで下記3つのポイントを考えて相談してください。
- 今どのくらいの仕事を抱えているのか?
- 今日残業をしないとどうなるのか?
- 何時まで残業させてほしいのか?
この3つを伝えた上でも残業禁止ということであれば、この仕事をどうすればいいのか?判断を仰ぎましょう。
遠回しにサービス残業をしろという上司もいますが、サービス残業は絶対してはいけません。
サービス残業に逃げるとサービス残業を何度もしないといけなくなります。

サービス残業を許可すると半端ない仕事量を押しつけてきます
優先度を考える
目に入った仕事からしている人は優先度を考えて仕事を行うことで改善できます。
優先度は重要度×緊急度で決まります。

このグラフにあるとおり、①→④の順番で優先度が決まっていきます。
たとえば、先輩などにお願いされた雑用は緊急度が高いですが重要度は低くなり優先度としては③が該当します。
このように今持っている仕事内容を分別して、今すぐ取り掛かるべき仕事か考えていきましょう。
成果の質を落とす
仕事量が多すぎるのに労働時間も限られているとなると、残るは仕事の質を落とすしかありません。
テストで100点を狙うと時間をかけて勉強しないといけませんが、70点や60点でよければ勉強する時間を減らせます。
どうしても間に合わない場合僕は必要最低限の仕事で乗り越えていました。

必要最低限のレベルが分からない人は上司に事前に聞いておきましょう。
質を落とし過ぎて上司に質を指摘された場合は上司が考えるゴールを教えてもらうことから始めましょう。
ゴールさえ掴めておけば最短で進めることができます。
労働環境を変える
紹介した3つのことを実践しても、定時内に仕事を進めれなくてツライ人は労働環境を変えることをおすすめします。
おすすめする理由はメンタル面へのダメージが大きいからです。
仕事が進んでいない負担と上司からのプレッシャーでメンタルがやられてしまいます。
僕も仕事と上司のプレッシャーにやられて休職をしました。

自分に責任を感じやすい人はメンタルがやられやすいです
転職活動を適当にしていると、同じような労働環境が悪い職場へ入社する可能性があります。
そこでこの記事で転職ノウハウを身につけながら実践してください▼
「残業するな」と言ってくる上司とのつき合い方

仕事のサポートをしてくれないだけでなく、サービス残業へ促すように高圧的な上司もいます。
そのような上司に遭遇したときのために下記3つのポイントを押さえておきましょう。
- 記録を残す
- ビビらない
- 指示に従っておく
仕事量が膨大すぎることはパワハラの一種に該当することがあります。
仕事量とパワハラについてはこの記事をご覧ください▼
≫仕事量が多すぎるのはパワハラになる?4つの事例と今すぐできる対処法を紹介
記録を残す
上司が無理に仕事を押しつけてきた場合には必ず記録を残すようにしましょう。
なぜなら、トラブルがあったときの対処がスムーズにいくからです。
記録がないと上司はいくらでも言い訳ができます。
トラブルを引き起こしてもドンッと構えれるように記録は必ず残しておきましょう。

記憶頼りになると曖昧な相談しかできません
どのようなことを記録に残すかは下記5点を押さえておけばOKです。
- 日付や時間帯
- 誰に何を言われたか
- 言われたときにどう思ったか
- 言われた後どう行動したか
- 周囲に誰がいたか
僕が残していた記録はこのような感じです(一部文言を変えております)
- 日時:2021年6月17日21:00頃
- 誰に言われたのか?:先輩
- 何を言われたのか?:締め切りの仕事をやっている最中に別の仕事を押し付けられ、説教をされた。「何を考えてるの?本当に言ってるの?」と高圧的な発言を受けた
- 言われた後どう行動したのか?:泣いた。こんな遅くまで働いているのになんで怒られなきゃいけないのか、仕事量が多すぎて処置できない
- 周囲に誰がいたか?:課長、同僚
記録は詳しく残しておいた方がいいですが、言語化するのがつらいときは簡易的なメモでもOKです。
ビビらない
上司にビビらずに意見を言うことも重要です。
なぜなら、上司が調子に乗って仕事を押しつけてくる可能性があるからです。
高圧的な上司の心情としては下記2点が考えられます。
- あなたより優位に立ちたい
- 思い通りに進めたい

ビビってしまうと上司の思うツボです
とはいえ、ビビらずに発言することは誰でもできることではありません。
ビビらずに発言するために一番良い方法は心に余裕を持たせることです。
僕は転職活動をして「いつでも辞めれるんだからな!」といつも思って心に余裕を持たせていました。
同じように転職活動をして心の余裕をもたせておきましょう。転職の始め方についてはこの記事をご覧ください▼
指示に従っておく
人間性が終わっている上司ならば指示に従っておきましょう。
上司の指示に従わないと人間関係だけでなく、難しい仕事をお願いされる場合もあります。
しかし、上司からサービス残業を強要される場合など違法行為については従う必要はありません。
必ず記録を残し外部機関に相談してください。パワハラ行為についてはこの記事で詳しく解説しているのでご覧ください▼
≫仕事量が多すぎるのはパワハラになる?4つの事例と今すぐできる対処法を紹介
【新人編】仕事が終わらないときにやって良かったこと

新人時代仕事が終わらなかったときに乗り越えていた方法について下記3つ紹介します。
- 相談する
- 周りを観察する
- 先輩を有効活用する
この3つのことを新人時代に実践したことが活きて、今は毎日定時帰宅できています。
相談する
会社毎に判断基準は異なるので仕事の進め方などが分からない場合は上司や先輩に相談してください。
たとえば、大手企業の場合関係者に合意をもって進めないといけません。
一方でベンチャー企業では社長に直接話をすれば進めることができます。
このように会社の規模や基準によって仕事の進め方は大きく違います。

相談する内容は事前に整理しておきましょう
相談と言っても何を聞いていいのかわからないという人もいると思うので、僕が聞いた例をお伝えします。
- 類似した仕事は今まであったか?
- 僕の考え方、進め方は間違っているか?
- ○○という開発イベントはどういうことをするのか?
仕事を0から進めるのは非常に時間がかかりますが、類似した前例があれば参考にして簡単に進めることができます。

テストの過去問を貰う感じと同じです
周りを観察する
自分よりも多くの仕事量を任せられているのに早く帰宅する先輩がいたりしませんか?
そのような先輩を観察することで時短のコツに気づけます。
先輩が開催する打合せに参加させてもらったり、1日同行させてもらってください。
実際に、僕が先輩を観察して気づいたところを3つ紹介します。
- 資料はひな形を作っておく
- 1日のスケジュールを計画する
- 合意が必要な会議では事前合意を得ておく
淡々とこなす先輩ほどイイやり方を知っています。
先輩を有効活用する
自分が言っても全然納得してもらえないのに先輩が行くとすんなり納得してもらえることないですか?
結局、仕事は人同士のやり取りなのでこれまでの関係性が大きく影響してきます。
まだイイ関係を構築できていないけど早く仕事を終えたいときは先輩にお願いしましょう。

周囲に信頼されている先輩を見つけておきましょう
ただし、仕事をすべてお願いするのではなくピンポイントで先輩に依頼してください。
ぼくの場合は先輩と関係性が構築されている方への仕事は先輩を通してお願いしていました。
【Q&A】残業禁止に対するよくある質問

この章では下記2点の疑問に答えていきます!
- なんで人員を募集しないの?
- サービス残業するしかないの?
なんで人員を募集しないの?
結論から先に言うと、下記2点のどちらかの理由です。
- 人手を追加するお金がない
- 追加しようとしているが応募されない
人手を追加するのには新卒採用で93.6万円、中途採用で103.3万円かかるという報告があります。
このように採用コストだけでも100万円近くかかり、雇ったら人件費も増えるため追加しません。
また、ブラック企業と見抜かれているため応募数も少なく雇いたくても雇えない状況になっています。
サービス残業するしかないの?
仕事が残っているとサービス残業をするしかないと思っちゃいますが、サービス残業をしてはいけません。
なぜなら、上司に残業しなくてもこのぐらいの仕事量ならしてくれると思われるからです。
悪い上司だとサービス残業をしていることを知っていながらも仕事を振り続けます。
サービス残業がない会社が普通なので、今すぐその会社から逃げ出すことをおすすめします。
転職活動を始める人はこの記事を参考に始めてみましょう。

まとめ|仕事が終わらないのに残業もできないは過酷
この記事では上司が「残業するな」という理由と対処法について解説しました。
仕事が残っているなか残業するなと言われても「この仕事どうすんだよ」と困りますよね。
できることは限られているので紹介した下記3つのことをやってみましょう。
- 上司に相談する
- 優先度を考える
- 成果の質を落とす
それでも成果を求められる場合は環境を変えるしかないです。サービス残業で対処するのはNGですよ!
サービス残業で処理するのが当然になり残業はできないだけど、高い成果を求められる悪状況になります。
在職中の会社で働き方を大きく変えるのは無理です。そこで、自分に合った企業でストレスレスな働き方をするのはどうでしょうか?
転職支援実績豊富で求人数業界トップクラスのリクルートエージェントならあなたをサポートしてくれます。
気になる方は登録して話だけでも聞いてみてください。
\登録無料!優良求人も多数紹介!/
有益セミナーも無料で受講できる!
コメント