【介護職の現状】サービス残業が当たり前?残業の少ない職場を見つける2つのコツと体験談

介護士
  • 介護職ってサービス残業当たり前なの?
  • 介護職で残業が少ない会社って存在するの?
  • 残業が少ない職場で働きたい

介護職はどこの施設も当たり前のようにサービス残業しているか気になりますよね

どこの介護施設もサービス残業がありそうで転職へ一歩踏み出せなかったりします

そこで、6つの介護施設の経験がある現役介護士のshimaさんに介護職の転職/働き方について聞いてきました

shimaさんの介護職に関する情報発信はこちらをご覧ください▼

介護士の転職コンパス

≫shimaさんのtwitter

この記事では具体的に

の重要なポイントを紹介します

ポイントを実践するだけで、介護職で自分の理想とする働き方を手に入れることができます

サービス残業をしていると中々転職に割く時間がありません

そこで、転職エージェントを利用して介護業界専門のアドバイザーの力を借りるのが一番良いです

shimaさんも利用したマイナビ介護職は支援も豊富でおすすめです

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本記事は働き方改革前の話も含まれるため、現在の状況と異なる可能性があります

目次

介護職の仕事内容

介護職の仕事内容は介護サービス利用者さんの身の回りのお世話をすることです

主な仕事内容としては

  • 食事の準備/片付け
  • 入浴のサポート
  • トイレのサポート
  • 就寝のサポート
  • 移動に伴うサーポート

介護施設によっては身体を動かすサポートをしたりします

shimaさん

利用者さんが安心して生活できるようにサポートする役割を担ています

介護職の残業事情ってどうなの?

転職してもどうせ残業地獄なんでしょ?と思いますよね

そこで、介護職の残業事情について100人を対象にアンケート実施しました

アンケート対象:現役介護士として働いている方

アンケート人数:100人

アンケート方法:クラウドワークス

アンケート結果がこのようになっています

【介護サービス残業当たり前】1カ月の残業時間の調査結果

残業1~10時間未満の方が多い結果となりました

サービス残業も100人中26人の人たちは実施しているという結果でした

一部の施設でサービス残業が横行しているので、施設を変えればサービス残業だけでなく、残業自身も減らすことができます

ワークライフバランスを改善する転職についてはこの記事をご覧ください▼

【転職の軸がワークライフバランスの人必見】残業を減らす転職活動の始め方|6人の転職経験をもとに完全解説

shimaさんの介護職体験談

介護職で16年勤務されているshimaさんは6回の転職を通して少しずつキャリアアップしていきました

キャリアアップすると同時に残業が少ない理想の働き方を手に入れています

ここではshimaさんの転職体験談を通して、介護職の働き方について具体的にみていきましょう

shimaさんの転職経験談は

おいさん

それではshimaさんよろしくお願いします

shimaさん

働き方は職場によってさまざまです

会議は強制参加!?有料老人ホームA

介護職歴2年半で入社したのが有料老人ホームAです

介護業務での残業はほとんどなかったんですが、会議には強制参加でした

この老人ホームでの働き方は

  • 会議に強制参加
  • 会議は業務時間外
  • 介護業務の残業はなし

会議には毎月10時間ぐらい時間を奪われていました

上司に時間外にやるのはおかしいと抗議したのですが、言われた言葉が

上司

会社が会議に参加しろと決めたんだから、参加するのは当たり前

怒りを通り越して呆れてしまったことを覚えています

しかし、当時は社会人歴としても短かったため社会人として当然だと思っていました

shimaさん

何が当たり前なのか分からなかったんです

サービス残業50時間/月の特別養護老人ホーム

転職を繰り返し、5年近く働いたのが老舗の特別養護老人ホームBです

ケアマネージャーの資格も取得したこともあり、介護業務とは別にケアマネージャーの仕事をしていました

ケアマネージャーとは?:介護者や支援者の相談をうけて介護プラン作成や関係者との連携を図る担当者のこと

老舗の老人ホームでの働き方としては

  • サービス残業50時間/月
  • 年間休日107日
  • 有給休暇なし

老舗の老人ホームでは人手不足が深刻で、1人辞めていても基本的に補充はなしでした

いかにして効率よく仕事を回すことしか考えていなかったです

働き方としても不満が高いことやキャリアアップも見込めなかったので転職を決意しました

shimaさん

人手不足が深刻だと働いている人への負担がかなり大きいです

働き方満点のグループ老人ホームC

今働いているのが田舎のグループ老人ホームCです

田舎の老人ホームの方が人手不足でブラック企業寄りと考えていましたが全然違いました

このグループ老人ホームでの働き方としては

  • 残業なし
  • 年間休日110日
  • 有給休暇取得最低5日/年

管理職を見込んでの採用ということもあり、給与面も非常に満足しています

環境も大幅に改善できたのにはいくつかの転職のコツがあります

介護職の転職のコツについてはこの章をご覧ください▼

介護職の転職のコツ

サービス残業って法律的にどうなの?

2019年4月1日から順次施工されている働き方関連法ですが、あなたは知っていますでしょうか?

自分自身の身を守るために正しい知識を習得しておくのは非常に大切です

残業についてはこのように法律で決まっています

  • サービス残業は法律違反
  • 残業上限:100時間未満/月、720時間未満/年
  • 45時間以上の残業は年に6回まで

少なくともこの3つの条件は覚えておきましょう

おいさん

今まで残業の上限はなかったんだ

サービス残業は法律違反と知っていてもどう対処すればいいのか分からないですよね?

結論からいうと、その会社から逃げ出すために転職活動するのが一番良いです

なぜなら、企業の文化や風土は変えることが非常に難しいからです

サービス残業や残業自体が前提で働いている人はこの記事をご覧ください▼

【注意】残業が前提なんておかしい!最悪な環境で働き続ける3つのデメリットと対処法を解説

介護職のやめておくべき労働条件は?

介護職におけるやめておくべき労働条件は準夜勤です

なぜなら、疲労が溜まりやすい働き方で休日数をみても損をした気分になるからです

介護職の多くの勤務形態は早番、遅番、夜勤の3交代勤務で設定されています

更に言うと夜勤の中には準夜勤、ロング夜勤という2種類の勤務形態があります

準夜勤とロング夜勤の違いは

準夜勤はロング夜勤と数時間しか違うだけで勤務翌日が出勤になる可能性があります

おいさん

数時間違うだけでこんなにも処置が違うんですね…

shimaさん

周りの意見を聞いても、準夜勤を好んでする人がいないです

介護職での転職のコツ

人手不足が深刻化している介護業界、適当に転職していたらブラック企業に入社することもあります

ブラック介護企業に転職しないためのコツは

30年以上も働いていくので企業選定は慎重に行っていきましょう

介護士の転職先の選び方について詳しく知りたい方はこの記事をご覧ください▼

【介護士の転職先の選び方とは?】失敗しない転職方法も合わせて解説

企業サイトを確認する

ブラック企業に入社しないためには、企業サイトの状態を確認することが重要です

なぜなら、サイトをメンテナンスできていないということは人手不足の可能性が高いからです

見るべきポイントとしては

  • 記事が更新されているか
  • 関連記事にアクセスできるか
  • デザインが整っているか

直感的なところも非常に大切で、「この企業サイトしょぼいな」と感じたら避けておきましょう

もちろん、サイトだけで判断できない場合もあります

志望度が高い企業の場合は口コミなどもチェックしてリサーチするようにしてください

ブラック企業の見抜き方についてはこの記事をご覧ください▼

ブラック企業しかない求人票から一歩踏み出せる!ブラック企業求人の3つの特徴

shimaさん

働き方に満足している会社は全部サイトがメンテされていましたね

おいさん

人手不足と思われる要因を洗い出す感じですね

転職エージェントに情報収集してもらう

多くの求職者は求人について問い合わせることが多いです

介護士の転職では自分が働いてみたい施設を先に見つけて転職エージェントに調べてもらう方法が有効です

なぜなら、求人だけでは働きたいエリアの施設を網羅的に調べることができないからです

たとえば、このような手順でエージェントに問い合わせをします

  1. GoogleMAPで働きたいエリアの施設を調べる
  2. 施設サイトをみたり、口コミなどをチェックする
  3. 転職エージェントに気に入った施設について問い合わせする

このような流れで簡単に情報収集をすることができます

shimaさん

気に入った勤務条件などがあれば類似の求人票も紹介してもらいましょう

施設サイトに採用情報がある場合、応募すれば早い段階で転職できるかもしれません

しかし、焦って転職してしまうともっと好待遇な企業が合ったり、実はブラック企業の場合もあります

過去に転職エージェントを通して転職された方もいるかもしれないので情報収集をしたほうがいいです

まとめ|介護職のサービス残業は当たり前ではない

いかがだったでしょうか?

この記事の概要
  • サービス残業は当たり前ではない
  • サービス残業は違法
  • やめておくべき労働条件:準夜勤
  • 残業が少ない職場は存在する
おいさん

介護職はブラック企業の印象が強かったですがイメージが変わりました

shimaさん

介護施設の中にもブラック企業は存在するので見抜くのが本当に重要ですね

おいさん

少子高齢化でドンドン需要も高まると思うので狙い目かもしれませんね。本日はありがとうございました

shima

現段階でも介護職は人手不足なので是非挑戦してほしいです。こちらこそありがとうございました

介護職に限った話ではありませんが、人手不足が深刻化している企業へ転職してしまった場合働き方は本当に酷いです

しかし、深刻化まではしていない企業へ転職できれば働き方は大幅に改善できます

介護職は需要も高まるため、選択肢の幅は間違いなく広めることができます

是非この機会に求人票をチェックしてみましょう

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