ブラック企業に入社したくない。
労働条件は良いけど、なんか胡散臭いな。
面接官が遅刻してきたけどこの会社大丈夫?
このような悩み持っていませんか?
ブラック企業への転職を避けたいけど、何に注意したらいいかわからないですよね。
僕は何もチェックしないで転職したせいで毎月80時間/月のド!ブラック企業へ入社した経験があります。
今回紹介することを徹底したおかげで今では自分が理想とするホワイト企業で働いています。
そこで、この記事では求人票、面接、内定後の3つのタイミングでやるべきブラック企業の見分け方について解説します。
- 求人票でチェックすべきこと
- 面接時でチェックすべきこと
- 内定後でチェックすべきこと
ポイントを実践するだけで、ブラック企業への転職を避けることができます。
求人票や面接時のチェック項目を見るだけでなく各会社の情報を収集することもかなり大切です。
各会社のクローズド情報をもっている転職エージェントの利用は必須とも言えます。
特に年間登録者数125万人のリクルートエージェントはさまざまな情報を持っているので是非使ってみてください!
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求人票でブラック企業を見分ける方法
ブラック企業の求人票には特徴があるので必ずチェックしておく必要があります。ブラック企業の特徴は下記7点です。
- 抽象的な言葉
- 固定残業制度
- 横文字職業
- いつもある求人の職業
- 年間休日105日以下
- 採用人数が多い
- 家族経営
労働条件や、仕事内容がマッチするのであれば一度応募してみて面接以降で判断するもの1つの手段です。
抽象的な言葉
ブラック企業はアットホーム、やりがいなどの抽象的な言葉を使うのが大好きです。なぜなら、良い企業の雰囲気を出すことができるからです。
よく使われる言葉とその意味について下記にまとめました。
抽象的な言葉 | イメージ | 現実 |
---|---|---|
アットホーム | 風通しの良い | 飲み会が多い 土日に集まりがある |
やりがい | 面白い/イキイキする | 責任感が重いだけ |
若手が活躍 | 誰でも活躍できる | 若い人しかいない |
幹部候補生 | 将来偉くなれる | ノルマが酷い |
感動する仕事 | 楽しそうな仕事 | ただのブラック企業 |
ブラック企業はさまざまな言葉を使って誘惑してきます。求人票に抽象的な言葉がある場合はすぐに応募しないように注意しましょう。
固定残業制度
固定残業制度を採用している企業は要注意です。
なぜなら、固定残業制度を悪用して労働者にサービス残業を要求する会社があるからです。
固定残業制度は営業などの残業時間を把握するのが難しい職種のために作られた制度ですが、悪用している企業があります。
固定残業制度を採用する企業へ応募する際の確認するポイントは3つです。
- 固定残業時間
- 固定残業代と基本給の割合
- 残業実績
基本給を少なくして固定残業代を多くするというブラック企業もあります。
基本給が少ないということはボーナスが少なくなったり、固定残業制度が廃止になった際に年収がガクッと下がります。
固定残業について詳しく知りたい方はこの記事をご覧ください▼
≫【結論:やめとけ】みなし残業/固定残業はやめたほうがいい?見極める5つの基準を徹底解説
横文字職業
魅力的な雰囲気を出すために横文字にして職業を紹介している求人は要注意です。
横文字の職業はインテリ感が強く、かっこよく感じますが言い方を変えているだけ。
- ラインオペレーター…ライン工
- フィールドスタッフ…外回り営業
- ドリームナビゲーター…知育教材の訪問販売
- ○○○○アドバイザー…押し売り営業
- アミューズメントスタッフ…パチンコ店員
- テレフォンアポインター…営業電話担当員
良くわからない職業は無防備に応募しないように注意しましょう。
いつもある求人の企業
転職サイトでいつも求人募集している企業はブラック企業の確率が高いです。
なぜなら、入社してもすぐ辞めてしまうため常に求人募集しなければならないという背景があるからです。
これは常日頃転職サイトを見ておかないと気づけません。
転職サイトの掲載期間は更新されるため、常に出ている求人かどうかわからなくなります。
体感的には6カ月ずっと記載されている求人の企業は避けるべきです
年間休日105日以下
週に2度休みがない計算になるので年間休日数が105日以下の企業は要注意です。
年間休日数はチェックする人は多いですが、具体的な日にちを覚えておいてください。
105日と120日さえ覚えてチェックしておけばもう安心です。
・年間休日数105日…土日休む
・年間休日数120日…土日祝休み
採用人数が多い
求人票に書かれている採用人数が5人や10人など多い場合は危険信号です。
なぜなら、採用人数を多いということは辞める人を想定している可能性が高いからです。採用人数は求人票のここでチェックできます。
新規事業開拓のため、採用人数が多い可能性もあるので必ず転職エージェントに確認するようにしてください。
家族経営
身内びいきがひどかったり、理不尽な独自のルールがあるので家族経営の企業は要注意です。
どんなに成果を上げたとしても親族が優先されたり、理不尽なことが多いのでやってられません。
家族経営の特徴と見抜くためのポイントは以下の4つです。
- 少人数の会社
- 役員名に同じ苗字が並ぶ
- 面接官が社長と同じ苗字
- 転職エージェントに情報をもらう
伊右衛門などの飲料商品で有名なサントリーやユニクロなども家族経営の一種です。
ブラック企業が多いためまずは家族経営の場合は疑ってかかってください。
面接でブラック企業を見分ける方法
求人票で見分けることができない場合もあるので、安心するのは危険です。
下記7点をチェックして、面接でもきっちりブラック企業かどうか見分けていきましょう。
- 面接官の態度が悪い
- やる気を聞いてくる
- 選考回数が1回
- 個人的な質問が多い
- “融通”という言葉が出る
- 違和感を感じる
面接官の態度が悪い
遅刻したり、あくびなど面接官の態度が悪い場合は要注意。
なぜなら、仕事への意識が低い人物であり入社後に理不尽な対応を取られる可能性が高いからです。
面接官はあなたの上司になる可能性が高く、めんどくさい仕事は全て押し付けるような人物かもしれません。
面接官のちょっとした態度を見逃さないようしましょう。
やる気を聞いてくる
やる気や残業について聞いてきた企業は気をつけてください。なぜなら、ブラック企業はやる気に満ち溢れている社畜を好んでいるからです。
お金がなく、労働条件を良くできないため”やる気”がある人を採用しサービス残業をさせることもあります。
そもそも、やる気がなかったら応募しないですよね
選考回数が1回
選考回数が1回しかない場合は危険信号です。なぜなら、採用人数を増やすために選考回数を減らし受かりやすくしているからです。
ブラック企業は早急に人材が欲しいため採用手順も省略します。簡単に決めようとしている企業は気を付けてください。
個人的な質問が多い
「いつ結婚するの?」「子供は考えている?」などの個人的な質問が多い企業は要注意です。
そのような質問をするブラック企業は個人的な質問ですぐに辞めるかどうかチェックしています。
ぶっちゃけこのような質問はセクハラに該当する可能性が高く、入社しても雑に扱われることが多いので要注意です。
”融通”という言葉が出る
面接官の口から「融通」というキーワードが出てきたら要注意です。求人票に記載されている労働条件と実際は異なる場合があります。
たとえば、「始業時間、融通利く?1時間早い8:30からでもいい?」
求人票に書かれている内容と平気で違うことを言ってくる場合は働いた時も理不尽な対応をとられることが多いです。
違和感を感じる
面接で違和感を感じた場合は転職するかどうか十分に考えましょう。なぜなら、違和感を感じたのはブラック企業を検知したからです。
人間の直観力は9割が当たるという報告もあり、メンタリストのDaigoさんの著書「直観力」にも記載されています。
違和感があるということは何かまずい企業なのか?という直感が働いたためです。
ホワイト企業の面接では全く違和感なんて感じないですよ
内定後にブラック企業か見分ける方法
内定を承諾する前にブラック企業か最終確認をしましょう。内定後にブラック企業か見分ける方法は下記2つです。
- 労働条件通知書の確認
- オファー面談の実施
内定後は正しい情報を入手できる絶好のタイミングなので、分からないことがあればどんどん聞きましょう。
同年代は価値観が近いことが多いので、必ず面談を設定してもらい話をしてみましょう。
労働条件通知書の確認
応募企業から内定がもらえたら必ず労働条件通知書をもらいましょう。
労働条件通知書の発行は法律的に義務づけられているため、発行されない場合はブラック企業の確率が高まります。
労働条件通知書に書かれている内容は下記8つです。
- 労働契約の期間
- 就業場所
- 業務内容
- 就業時間
- 休憩時間
- 休日/休暇
- 給与について
- 解雇などの退職条件
労働条件の中身以外で気になることは必ず確認してください。
確認を怠ってしまうと、ブラック企業ということに気づかず入社することになります。
オファー面談の実施
書面だけでなく実際に働いている人の意見も重要です。そこで、働いている人とのオファー面談を実施してください。
転職エージェントを利用している人は事前に話をしておけば企業に依頼してくれます。
特にオファー面談をする上で大切なことは下記の5つです。
- 同部署/同年代の人を呼ぶ
- 同部署/同年代の人とだけの場を設ける
- 徹底的に質問して認識ズレをなくす
- 入社してよかったか聞く
- 仕事への不満を聞く
同年代のほうが同じ価値観の人が多く、生々しいことでも聞きやすいです。
僕は残業や仕事内容を質問しました
ブラック企業が多い業界3選
ブラック企業が多い業界を3つ紹介します。
- 飲食業界
- 学習支援業界
- 生活関連サービス業,娯楽業
ブラック企業が多い業界でホワイト企業を見つけ出すのは非常に困難です。
この3つの業界とは別の業界も視野に入れることでブラック企業を避けれます。
飲食業界
誰もが知っていると思いますが、飲食業界はブラック企業が非常に多いです。
政府の報告においても、離職率(15.3%)が最も多い業界として報告されています。
飲食業界がブラック企業が多いとされている理由は下記の3点です。
- 利益率が低い
- 仕事が多い
- 人手不足
飲食店の仕事は接客や商品提供はもちろん、アルバイトのシフト管理や日報などもあります。
離職率からもわかる通り人材不足のため、1人当たりの仕事量も多いです。
飲食業界の多くがブラック企業の要素を持っているため、別の業界へ挑戦しましょう。
学習支援業界
小学校、中学校、高校など教育に関連する業種が学習支援業界です。
学習支援業界がブラックと言われる理由は働き方が酷いからです。
元教員の方と対談したときに聞いた働き方を数点紹介します。
- 毎月100時間以上の残業
- 土日は部活動でつぶれる
- 完全フリーな休日は約20日/年
授業やイベントの準備もしなければならないため、休む日がありません。
学習支援業界の離職率も12.2%で非常に高いことから、働き方が酷いことがわかります。
元教員の働き方について詳しく知りたい方はこの記事をご覧ください▼
≫【自由な時間がほしい】教師は疲れた!辞めたい!と思った時にすべきこと5選
生活関連サービス業,娯楽業
美容業や理容業など生活関連サービス業は離職率も10.2%高く、ブラック企業が多く潜んでいます。
サービス業がブラック企業が多い理由は下記2点です。
- 休みが少ない(104日)
- 離職率が高い(10.2%)
サービス業は接客だけでなく、アルバイトのシフト管理などバックエンドの仕事も多いです。
美容関係の仕事だと勉強もしなければならなく、休日にも練習をしている方が多かったりします。
ブラック企業に転職しないためには?
ブラック企業に転職しないために重要なことは企業研究です。
ブラック企業かどうか見分ける情報があれば、ブラック企業を避けることが可能だからです。
最低限やっておくべき企業研究は下記6点になります。
- 求人票の確認
- 企業ホームページの確認
- エージェント情報の確認
- 四季報/業界地図の確認
- 口コミサイトの確認
- 企業名+ブラックで検索
入社するまでブラック企業かどうかの真実はわかりません。
そこで、自分が働いている姿をイメージできるくらいまで情報を収集する必要があります。
企業研究についてもっと詳しく知りたい方はこの記事をご覧ください▼
≫転職活動での企業研究のやり方!超めんどくさがり屋でもできる方法とやるべき理由をやさしく解説
まとめ|判定基準の明確化と判定基準にマッチする会社を探す
本記事では転職活動でチェックすべきブラック企業のポイントを解説しました。
下記15コのポイントは少なくとも確認しておかないとブラック企業へ転職してしまう恐れがあります。
- 抽象的な言葉
- 固定残業制度
- 横文字職業
- いつもある求人の職業
- 年間休日105日以下
- 採用人数が多い
- 家族経営
- 面接官の態度が悪い
- やる気を聞いてくる
- 選考回数が1回
- 個人的な質問が多い
- “融通”という言葉が出る
- 違和感を感じる
- 労働条件通知書の確認
- オファー面談の実施
求人票や面接時のチェック項目を見るだけでなく各会社の情報を収集することもかなり大切です。
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