毎日サービス残業疲れた…
教員で働く意味あるのかな
全てを投げ出したくなってきた
このような悩みを持っていませんか?
教員の仕事は多岐にわたるため、長時間労働だったり精神的ストレスが大きいです。残業代もでないしやってられないと感じる人も多くいます。
そこで中学教員から製造業へ転職したさとるさんに疲れたときに乗り越える方法や転職経験談を聞いてきました。

さとるさんの転職や仕事術の情報発信はこちらをご覧ください▼
≫「転職ホームルーム」教員からの転職
≫さとるさんのTwitter
- 教員の仕事がバカバカしいと言われる理由
- 教員に疲れたときの対処法
- 民間企業へ転職するコツ
ポイントを実践するだけで疲れた教員生活から脱出することができます。
上司は残業がでないことが当たり前と洗脳されているため、いくら抵抗しても変わることはありません。
改善するためには転職しか方法はなく、転職ノウハウを知っていないとブラック企業へ入社する確率が上がります。
そこで僕が2回の転職で転職を成功させたノウハウをギュッと下記記事にまとめました。しばらくは無料公開しているので参考にどうぞ。

教員の仕事がバカバカしいと言われる理由

以前までは教員の仕事はドラマなどでも用いられることが多く、やりがいを強く感じられる職種でもありました。
SNSが発展したこともあり、教員の仕事や現状が浮き彫りになり教員の志願者は年々減少しています。
そこで、この章ではSNSの情報を基に志願者が減少するほど教員の仕事がバカバカしいと言われる理由を下記3つ解説していきます。
- 残業代が出ない
- 休みがない
- 保護者の意見が強い
残業代が出ない
バカバカしいと言われる理由1つ目は残業がほとんど出ないことです。給特法という法律で月額の4%に相当する額しかでません。
教育の現場では、授業の準備、試験の採点など終業後の業務が山積みです。もちろん残業時間も民間企業の45時間という基準を超えてきます。
それにもかかわらず、これらの努力が経済的に評価されないのは、教員にとって大きなストレス源となっています。
▼SNSの教員に関する声▼
休みがない
バカバカしいと言われる理由2つ目は休みがないことです。教員の場合、休日や休暇も学校の業務や準備に追われてしまいます。
たとえば、夏休みには補習授業の実施や次の学期の授業計画の立案、冬休みには卒業式の準備などイベントに対する準備で休む時間なんてないのです。
このような休日の業務が継続的に存在するため、教員が真の意味でのリフレッシュの時間を持つことが難しく、「休みがない」と感じる教員も少なくありません。
▼SNSの教員に関する声▼
保護者の意見が強い
バカバカしいと感じる理由3つ目は保護者の意見が強いことです。
多くの保護者は子どもの教育に対して強い関心と意識を持っており、その熱意は時に学校や教員への要望や意見として具体的に現れます。
たとえば、コロナの影響で運動会を学年生や時間短縮にした場合に批判の声も一定数ありました。保護者対応も教員の仕事の1つになっています。
このような要望に応えるためには保護者の立場や背景を理解し対応する必要があります。しかし日々の業務の中での余裕を奪い、教員のストレス源です。
▼SNSの教員に関する声▼
辞める前に実践!教師に疲れたときの対処法

朝は早く、夜も遅い、そして休日は少ないという働き方をしていれば教員が疲れるのも当たり前です。
この章ではさとるさんに紹介してもらった下記5つの疲れたときの対処法を簡易的に紹介します。
- 睡眠時間を確保する
- 1時間でも年休をとる
- 思い出に浸る
- 生産性を上げる
- 思い切って休職をする
疲れたときの対処法についてもっと詳しく知りたい方はこの記事をご覧ください▼
≫教員の仕事に疲れた、辞めたいと思った時の対処法5つを元教師が解説
睡眠時間を確保する
プライベートの時間を確保するために睡眠時間を削り勝ちですが、最低6時間以上睡眠を取りましょう。
なぜなら、睡眠時間は健康面に大きな影響を与えるからです。厚生労働省でも睡眠と生活習慣病についてこのように記述しています。
慢性的な睡眠不足は日中の眠気や意欲低下・記憶力減退など精神機能の低下を引き起こすだけではなく、体内のホルモン分泌や自律神経機能にも大きな影響を及ぼすことが知られています。
厚生労働省-睡眠と生活習慣病との深い関係-
十分に睡眠が取れていれば、職場での意識も変わり前向きにものごとをとらえることができます。

睡眠グッズも有効に活用して睡眠の質を上げるのも効果的です。
1時間でも年休を取る
身体を少しでも休めるために年休(有給休暇)を取得するのも1つの方法です。
昼休みも十分に休憩できないので、1時間だけでも年休を挟むだけで身体への負担を下げることができます。
また、年休を取得するのが取りづらいという方は3つのポイントを意識してください。
- 1週間前に同僚に年休を周知しておく
- 自分が抜けても迷惑が掛かりづらい時間帯を選択する
- 自習計画を綿密に立てる
1日フルでは取りにくいので1時間だけでもいいので取っていきましょう。
思い出に浸る
卒業式や教育実習で初めて担当した生徒たちとの思い出に浸ってみましょう。懐かしい思い出は下記のような脳を良い方向に刺激してくれます。
・未来の自分に対してポジティブになれる
・ストレスが和らぎ気分転換ができる
・幸福度が高まり、脳の健康が維持できる
懐かしい思い出が脳を刺激する!? 「回想の力」で脳を健やかに保つ。
生徒から貰った色紙や写真を見ると、頑張ってみようとやる気が出たりします。教師の仕事は大変ですが、その分生徒との思い出も多く持っているものです。
生産性を上げる
仕事を早く終わらせるために生産性をあげるのも1つの方法です。生産性を上げるポイントを下記3つ紹介します。
- 時短を意識する
- 整理整頓を心掛ける
- 人間関係を改善する
ボールペンの色別ごとに格納エリアを決めておくことで分かりやすいように収納でき取り出し時の時短になります。
このような収納方法や時短術、教育について書かれている下記2冊の本はおすすめです。

教員をしていた方の著書なので教員として役に立つ知識も書かれてます。
思い切って休職を取る
教員に疲れたときは少し休んでみるのも1つの方法です。公務員だからといって休職ができないという訳ではありません。
休職中に転職を考えてもいいし、きちんと休んで今後のことについてゆっくり考えてもOK。休職までの主な流れとしては下記の通りです。
休職についてはこのサイトに詳しく書かれているので参考にしてみてください▼

休職中しっかり休んで今後のことを考えてみてください。
教師から民間企業へ転職する3つのコツ

教員から民間企業への転職は全ての職種に対して未経験転職になるため上手くいかないことが多いです。
そこで本章では民間企業へ転職に関する下記3つのコツについて解説していきます。
- 転職エージェントを使う
- 企業ニーズを把握する
- ブラック企業の特徴を掴む
転職エージェントを使う
転職活動になかなか時間が割けない教師のあなたにとって転職エージェントは必須です。
転職エージェントを使うことで下記転職のサポートを受けることできます。
- 日程調整などの雑務をしてくれる
- あなたに合った求人を紹介してくれる
- 転職活動のアドバイスをくれる
これらのサービスがすべて無料で利用可能ですし、求人サイトと違って表に出てこない非公開求人という特殊な求人も紹介してもらえます。
エージェントは求職者を企業へ転職させた際に企業から対価をもらうというビジネスモデルのため、無理やり転職させようとするエージェントもいます。
そこで2回の転職で使い込んだおすすめエージェントを下記にまとめたので是非参考にしてください▼
≫【2023年最新】転職エージェントのおすすめ7選!目的別の転職エージェントも紹介
企業ニーズを把握する
転職活動は企業が求めるニーズとマッチした人だけが内定を貰えます。
たとえば、英語以外のスキルを全てもっていたとしても企業ニーズが英語スキルだとしたらその求職者は内定をもらうことができません。
それほど転職にとって企業ニーズは重要です。把握する方法としては下記手法があります。
- 求人票をチェックする
- 転職エージェントに聞く
- 企業ホームページをチェックする
他にも企業ニーズを調べる方法について参考になる記事を下記に記載しておきます▼
≫転職活動での企業研究のやり方!超めんどくさがり屋でもできる方法とやるべき理由をやさしく解説
ブラック企業の特徴をつかむ
民間企業の中には一定数ブラック企業が潜んでおり、そこを見抜かなければ転職は絶対に失敗します。
転職活動でブラック企業を見抜くコツの代表例は下記3つです。
- 「アットホーム」「やりがい」を押し出している会社
- 転職サイトに求人票が残り続けている会社
- 採用人数が多い求人
給与面で好条件を掲げれないため「アットホーム」や「やりがい」という言葉をうまく利用し勘違いさせて入社させようとします。
また退職者も多いため常に求人票が出ている会社もブラック企業の可能性大です。退職者がいる前提で採用人数を多く設定している会社も注意してください。
ブラック企業の特徴に関する記事を下記に記載しておきます。参考にしてください▼

【疲れて辞めたい教員必見】民間企業への転職体験談

民間企業へ転職したくて誰かに相談したくても教師から民間企業へ転職した人がいないため相談さえできないですよね。
そこでこの章では中学教員から民間企業へ転職された、さとるさんの教師から民間企業で働いている現体験を下記3つのフェーズごとに紹介します。
- 中学教員時代の話
- 転職活動時代の話
- 民間企業時代の話
中学教員時代の話
教育指導に親身になってくれた中学の先生に憧れて教員を目指し夢の教員になったさとるさんですが、働き方がひどすぎて愕然とします。
- 毎月100時間以上の残業
- 土日は部活動でつぶれる
- 完全にフリーな休日は約20日/年
平日は保護者対応や残務処理もあるので家に着くのは21時前後です。土日は部活動活動があるので1日つぶれることもあります。
子供たちの成長を誰よりも近くで見れるのでやりがいを感じる一方で、自分のプライベートは壊滅状態です。
多くの教員がこのようなプライベートがない働き方になってしまっています。

妻に「自分の子供と生徒どっちが大切?」と言われたこともあります。
転職活動時代の話
さとるさんは教員を辞めてから転職活動を始めています。心理面や金銭面での負担も大きいですが、必ず転職するという人にとっては選択肢の1つです。
実際に転職活動をされた期間、応募数、最終的な転職先は下記の通りです。
- 転職活動期間3カ月
- 応募企業数40社ほど
- 内定先:製造業営業職
面接でも「なんで公務員をやめたの?」という質問も多いため、自分の選択に不安を感じることも多かったそうです。
しかし、転職エージェント担当者に協力してもらいながら無事に転職活動を終えています。教員からの転職は営業職がおすすめです。
なぜなら、営業職はお客様に伝えるスキルが必要になってくるからです。生徒に伝えていたようなスキルが求められます。

コツコツ頑張ったら転職活動も必ずうまくいきます。
民間企業時代の話
製造業の営業として入社しましたが、今は総務部に異動しています。転職後の働き方は下記の通りです。
- 平均10時間/月
- 年間休日数120日
- 有給休暇も1日/月取得
教員のときと違って、残業時間だけでなく休暇もきちんともらえています。営業の場合売上目標を設定されるため最初はすごく不安だったそうです。
しかし、決まった営業ルートを回ればある程度達成できるし、きちんと振り返りを実施して次に活かせば上司から叱られるこはないとのことでした。

大丈夫。意外に民間企業でもやっていけますよ。
まとめ|教員に疲れたしバカバカしいと思ったら辞めてもOK
本記事では教員がバカバカしいと言われる理由や前職教員だったさとるさんに教員の仕事に疲れたときの下記対処法を紹介してもらいました。
- 睡眠時間を確保する
- 1時間でも年休をとる
- 思い出に浸る
- 生産性を上げる
- 思い切って休職をする
教員というお仕事は誰よりも生徒たちの近くで成長をみていけるのでとてもやりがいがある仕事です。
一方で法律や公務員という立場から正しく残業代を支給されていなかったり働き方がめちゃくちゃだったりします。
疲れた、もう辞めたいと思う方は休職や転職を視野にした方が絶対にいいです。人生は1度きり自分のために使いましょう。
もし転職活動に興味があるという方は下記記事で転職活動について解説しているので参考にしてみてください▼

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