- 鉄道会社は休日でも呼び出しあるからきついなぁ、どうにかしたい
- 鉄道会社総合職から異業種って転職できるのか知りたい
休日ぐらいは仕事のことを忘れて休みたいと思いませんか?
鉄道会社から別の業界へ転職することで彼女と一緒に自由な時間を過ごすことができます
鉄道会社から転職されたてぃけおさんに異業界転職のポイントについて伺いました

てぃけおさんの情報(鉄道/海外営業)発信についてはこちらをご覧ください▼
この記事でわかることは
- 結論、休日出勤などの働き方を変えたいなら転職必須
- 転職は総合職の経験をアピールする
- 事業拡大で求人募集している企業を狙う
この記事を読み終えて実践すれば休日出社もなくなり、自由な時間を手に入れることができます
【体験談】鉄道会社総合職はつらい?働き方を変えていく行路

てぃけおさんは大学卒業後、鉄道会社総合職としてJRに入社
その後、2回の転職を経て材料系メーカーに転職
2回の転職で働き方は徐々によくなっています
- 1社目:鉄道会社:休日でも災害があれば呼び出される※
- 2社目:電気機器メーカー:最高残業100時間/月ほど多忙
- 3社目:材料系メーカー:残業20~35時間/月+週4日リモートワーク
※休日対応はシフト制で決まっている
働き方改革のおかげもあって残業を下げることができています
それぞれどのような働き方だったのか詳しく見ていきましょう
1社目:鉄道会社総合職
鉄道会社の総合職は数年間にわたって現場研修があります
入社後の流れはこんな感じです

てぃけおさんの場合、総合職の間接部門で働き始めたのは入社3年半からでした
車掌/運転士と総合職の働き方はそんなに違うんですか?
全然違いますよ!表にまとめてみました
鉄道会社のお仕事 | 車掌の場合 | 総合職の場合 |
残業 | ほとんどない | MAX80時間/月 |
休日 | 年末年始、夏休み、GWない※1 | カレンダー通り(人身事故/災害での休日出勤あり) |
仕事内容 | ●電車の運転 ●電車の点検 ●異常/緊急時のお客様対応 | ●駅改良/新駅計画の管理 ●観光開発 ●駅ビルの不動産/沿線開発※2 |
1つ職種が違えば働き方が大きく異なります
現場よりもバックオフィス業務の方が残業が多いです
災害時などの出社する担当はシフト制でした
出社の可能性があると旅行などは厳しくなります
2社目:電気機器メーカー
JRは働き方がつらかったし、海外との仕事に興味があったので転職を考えました
そこで1年~2年かけてマイペースな転職活動をしました
コンサル会社、商社さまざま受けましたが最終的には電気機器メーカーの海外営業へ転職
転職した電気機器メーカーでの働き方は
- 勤務時間9:00~17:00+残業
- 月の残業時間:MAX100時間(途中から残業は減少傾向)
- 海外出張頻度:1~2カ月に1回程度
- 海外出張機関:2日~1週間
- 仕事内容:海外顧客からの問い合わせ対応、出荷計画の調整、製品開発・市場調査など
海外営業として海外とのやり取りや駐在も経験したので非常にためになりました
また、当初転職した目的(海外に関わる仕事)も達成しました
しかし、
このような理由で刺激を求め再度転職を決意
仕事への情熱がすごいですね
でも残業が…
残業は本当に多かったですね
3社目では働き方という点も大分改善されています
3社目:材料系メーカー
海外営業として仕事の幅をもっと広めたいと思い材料メーカーへ転職
海外営業の経験もあったので3カ月ぐらいの転職活動で内定取得しました
転職した材料メーカーの働き方は
- 勤務時間:9:00~17:30+残業
- 週4日で在宅勤務
- 月の残業時間:20~35時間
- 海外出張頻度:コロナの影響で出張ない※まもなく再開予定
- 仕事内容:海外顧客からの問い合わせ対応、出荷計画の調整、製品開発のサポートなど
コロナの影響で在宅勤務の頻度も高く、移動時間がかからない理想の働き方です
在宅勤務が8割ってすごくいいですね!移動時間って結構無駄ですからね
そうなんですよね
ただコロナの影響で海外主張ができず、顧客との調整に苦労することもあります
【鉄道総合職がきついなら必須!】働き方を改善する転職ポイント

転職では「どのような理由で求人募集をしているか」を必ず確認しました
企業が求人募集する主な理由は2つあります
- 事業拡大のため従業員を補充する
- 欠員がいるため従業員を補充する
「要するに人が足りないんでしょ?」と一括りにするのはナンセンスです
事業拡大の場合は新しい事業を担当することができ、裁量権ももつことができます
事業拡大による求人募集のメリットをまとめると
将来を見越して人員追加に動いている会社は優良企業の可能性が高いです
一方で、欠員の場合は人が足りなくなったから募集をしています
これは入社してもすぐ辞めたり、人員管理が上手くいっていない可能性があります
可能であれば求人募集の理由は企業に直接確認しましょう
エージェントがそこまで求人背景を理解していない可能性もあります
何かを判断をするための情報は必ず企業に直接確認したほうがいいです
【きつい鉄道会社総合職からの脱出】異業種への転職ポイント

異業種への転職では「企業のニーズを把握し、自分の経験を交えてアピールする」ことが重要です
特に車掌/運転士の電車運転技術は異業種へのアピールとしては少々つらいです
総合職であれば、研修後の総合職での仕事をアピールしましょう
たとえば、
[jin_icon_check]現場社員、施設部門との折衝
[jin_icon_check]駅の工事のとりまとめ
総合職として課題設定・解決策の実行、問題解決に至った流れを説明する方がアピールになります
企業のニーズの調べ方についてこの記事が参考になると思います
転職は企業が求めるものと自分がやってきたことを照らし合わせることがやっぱり重要なんですね
そうですね
どんな些細なエピソードでもいいので洗い出してみましょう
【鉄道会社からの異業界転職に必須】おすすめ転職エージェント3選

実際に利用した転職エージェントを口コミも含めて解説していきます
異業界への転職でおすすめなエージェントは3つです
異業界への転職はエージェント側に「紹介する求人がありません」と言われがちです
そこで人材業界での求人数トップクラスのリクルートエージェント、dodaには登録しておきましょう
他のエージェントと違ってJACリクルートメントはこのような仕組みで支援してくれます

企業担当者と求職者担当者の認識違いを無くすことが可能です
これは転職後の「転職エージェントが言っていた事と違う」という認識のずれも減らすことができます
リクルートエージェント、dodaの評判について知りたい方はこの記事を参考にしてください
≫【リクルートエージェント担当者は冷たい?】体験談と対策を徹底解説
≫【dodaの評判は?】使ってみた感想と21コの体験談レビュー
【鉄道会社辞めたい?】鉄道総合職の仕事でつらいこと

鉄道総合職でつらかったことは
- 国鉄出身上司たちの機嫌取り
- 現場勤務じゃなくても休日ゆっくり休めない
当時(2010年ぐらい)は上司の多くが国鉄から勤めていた人達でした
上司などの機嫌取りにすごく苦労しました
災害などがあった日は休日であろうと出社要請がでるのでゆっくり休むことができません
ワークライフバランスを整えたい人には違う業界をおすすめします
鉄道会社で働くデメリットについて詳しく知りたい方はこの記事をご覧ください▼
鉄道会社に向いている人

休日出勤もある中でどのような人が長く働き続けることができるのでしょうか?
JRでの現場の仕事、オフィスワークそれぞれの経験を基にお答えすると
- 地域に貢献したい気持ちが強い人
- 情熱が強い人
- 堅実な人
通学、通勤だけでなく箱根に旅行に行ったり、おばあちゃんの家に遊びに行ったりと多くのタイミングでJRを利用します
JRの活性化は地域に貢献できる業種の1つです
だからこそ、地域に貢献したいという思いが強い人にはピッタリな職業なんです
また、駅長や駅員の方々と連携してコツコツ進めないといけないこともあり堅実な人にも向いています
自分はどちらかというと鉄道のパッケージ海外輸出に興味があったので、全力で向き合うことができませんでした
まとめ|鉄道総合職がつらいときは違う業界へ挑戦することも考えるべし
いかがだったでしょうか?
- 結論、休日出勤などの働き方を変えたいなら転職必須
- 転職では総合職での経験をアピールする
- 求人募集理由を事業拡大としている企業を狙う
本日はありがとうございました。JRは365日運行しているから社員の方々のプライベートは充実しづらいんですね
そうですね、総合職でも現場研修だけで2~3年あるので「何やってんだろう俺」と思ったこともありますよ
2~3年というと一般企業では後輩ができたり仕事に慣れ始めたぐらいですもんね。とはいえ、今は転職して週4日リモートワークという羨ましい働き方をされているので転職してよかったですね
働き方もそうですし、日々十分過ぎるほど海外と関わる仕事ができているので後悔していません
最高ですね。本日は貴重なお時間ありがとうございました。
ありがとうございました
鉄道会社で働きながら自身のプライベートを優先するのは簡単ではありません。
JRは公共交通機関として無くてはならない存在
もしプライベートを優先させたいのなら異業界への転職も検討してみましょう
ここまで読んでくださりありがとうございました
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