- 歯科助手って辞める人が多いけど何でだろう?
- 歯科助手って具体的にどういう仕事しているのかな?
- 歯科医院はどこも残業が多いのかな?
歯科助手の求人を前に辞める人が多いから自分に向いていないかな?と一歩踏み出せずに悩んでいませんか?
この記事で紹介する歯科医院の選び方をすればあなたに合った歯科医院を見つけることができます
インタビューしたももさんはこの記事で紹介する歯科医院の選び方でブラック企業から歯科助手に転職を成功されています

歯科助手や歯のことについて詳しく知りたい方は「ももデンタルブログ」にアクセス
この記事から分かることは
- 残業が少ない(月10時間以下)歯科医院は存在する
- 自分に合った歯科医院の見つけ方:口コミを確認する
- 歯科助手の主な仕事:受付・会計/医師のサポート/器具の管理
- 歯科助手をやめる主な理由:覚えることが多い、体力が必要、人間関係
- 歯科助手から異業種への転職:自分の強みを考える
この記事を読み終えて実践すれば自分に合った仕事を見つけることができます
※この記事は「ももさん」と対談した内容を基に執筆しております
【体験談】深夜帰宅が当たり前ブラック企業から残業が少ない歯科助手への転職

ももさんは専門学校を卒業後ブラック企業に入社しています
ブラック企業から超優良歯科医院に転職されたということで詳しく話を聞かせてもらいました
短大卒業→ブラック企業に勤務→7カ月で退職→歯科助手へ転職→歯科助手10年目(同じ歯科医院)
「歯科助手になろうかな?」
「ブラック企業から抜け出したい」
「入社したらブラック企業だった・・・どうしたいいか教えてほしい」
という方は優良情報たくさん聞けましたので是非一読ください
「もう嫌・・・」希望から絶望へ落とされたブラック企業勤務
就職活動で周りが内定を決めていく中焦って就職を決めたのが
- 就職面接5回(うち3回目ぐらいで内定は決まっていた)
- 朝7時から夜12時まで働かされる
- 休憩時間も20分程度しかない
- 10年近く働いている先輩と常に比較される
というブラック企業
数十人いた同期もみんなやめてしまいました
でも、その会社は今も存在しているという現状・・・
ももさんは7カ月目にして限界がやってきて退職
退職もすんなりいったんですか?
退職もいろいろありまして・・・1つの作戦を実行しました
作戦?
その名も「休職してフェードアウト作戦」
休職しつつ、退職届を郵送にて突き出す作戦です
電話もかかってきてボロカスに言われましたね・・・電話かかってきたときは「ひょっとしたら…」と思いましたが…
このようなブラック企業に勤めていて本当に辛い人は今すぐ逃げ出しましょう!
最終的に自分の身を守れるのは自分だけです
ブラック企業体験談について詳しく知りたい方はこの記事をご覧ください▼
「二度と失敗しない!」辞める人が多い歯科助手への挑戦
友人に退職したことを話していたらその子が歯科助手を目指していたんです
歯科助手について聞いてみたところ
- 綺麗なクリニックで働ける
- 化粧をして働ける
- キラキラした職場で働ける
とイイなと思ったのがきっかけです(実際の歯科助手はそんなことなかったんですが…)
そこで、就職活動の反省を活かして「医院の口コミは必ずチェックする」ことは徹底的にやりました
自分に合った歯科医院の見つけ方について知りたい方はココをクリックしてくださいね
歯科助手は多くの募集がかかっているため、適当に選ぶとブラック企業よりの歯科医院に就職してしまうんです
自分にあった歯科医院は必ずあるので頑張って転職活動をしていきましょう!
「退職なんてしない!」歯科助手としての新たな歩み
結論、歯科助手はめちゃくちゃ大変な仕事でした
それでも
- 歯科医師の先生や歯科衛生士さんのサポートのやりがい
- 先生、衛生士さんに褒めてもらった時の嬉しさ
- 患者さんとのコミュニケーションが楽しい
- 残業も少ない(10時間/月以下)
- 歯の知識が増える
などやりがいのある魅力的な仕事です
今は後輩ちゃんをうまくサポートして少しでも負担をさげれるように頑張っています
自分に合ったやりがいや働きやすい仕事だからこそ10年間も勤務できているんですね
そうですね
勤務している歯科医院も自分に合っていて助かっています
歯科助手の仕事内容|辞める人が多い理由はここにもあり

歯科助手って綺麗なクリニックで受付などゆったりと仕事をしているイメージがありませんか?
やめる人が多い要因の1つは働いているイメージと現実のギャップです
実際の歯科助手の主な仕事内容は
- 患者さんの治療補助
- 器具の洗浄/滅菌
- 受付/会計業務
です
歯科助手の仕事内容①:患者さんの治療補助
メインのお仕事は患者さんの治療補助です
あくまで補助です
ここ重要なのでもう一度言います!あくまで補助です
歯科助手は資格のいらない医療職種であるため直接の治療はできません
歯科助手の具体的な補助内容は
- 患者さんの案内
- 患者さんへのエプロン掛け
- 患者さんへの声掛け
- 必要な器具の準備
- 唾をバキューム(吸引機)で吸う
スムーズに治療を受けれるようにサポートするのが歯科助手としての仕事になります
なので、医師がどのようなサポートを必要としているのか常に考えなければなりません
立っているだけに見える歯科助手さんも多くのことを考えて待機しているんです
歯科助手の仕事内容②:器具の洗浄/滅菌
歯科治療は口内治療を行うため使用する器具の洗浄、滅菌が非常に大切
器具の管理から洗浄、滅菌などの処理をするのも歯科助手の仕事の1つです
もっと具体的にいうと
- 使用した器具の洗浄
- 使用した器具を高圧蒸気滅菌機での処理
- 洗浄/滅菌済みの器具を指定場所へ保管
ピンセット等の小さい器具もきちんと洗浄、滅菌処理を実施します
医師のサポートで忙しい中洗浄/滅菌も対応しなければなりません
結果、時間がなく器具の洗浄などを後回しにしてしまうことも多いんです
汚いクリニックのイメージを持たれないように使った器具の処理も気にしないといけません
歯科助手の仕事内容③:受付や会計業務
歯科医院にいったときに受付/会計をしてくれたのも実は歯科助手なんです
病院は専門の事務員が対応していますが、歯科医院は歯科助手が行っています
歯科助手にしかできない患者さんとのコミュニケーションの場になるんです
具体的な仕事内容としては
- 患者さんの受け入れ
- 予約などの電話対応
- カルテの整理
- 支払い対応
- 患者さんの相談
忙しいときは電話を取りながら会計業務をして、受け入れ業務をしたりします
電話などを同時並行するのなら休む暇がないですね
次に作業が止まらないように動きながら考えてます(笑)
忙しいときはベテランの人が対応するようにしていますよ
歯科助手として働くメリット/デメリット

メリット/デメリットを理解して歯科助手の仕事をより具体的にイメージすることも大切です
- 資格不要
- 歯の知識がものすごくつく
- 歯の相談にのってもらえる
- 安価に治療を受けれる
- 安価にケア用品が購入できる
- 覚えることが多い
- 休みがとりづらい
- 立ちっぱなしがきつい
医療関係の職種でありながら資格がいらないため非常に始めやすい
また、歯の治療やケア用品も安価に購入できるのも非常にうれしいところです
一方、医師などのサポートをしているため歯の治療知識も必要になります
器具の名称や使い方を始め、覚えることが多いです
このようなデメリットが辞めたいと思う理由に繋がっていきます
辞めたいと思う理由やその対策については次で詳しく解説します
【重要】歯科助手を辞める人が多い理由と対処法

現時点日本には歯科助手は全国で7万人います
2014年から2017年には2000人程の人達が離職している報告もあるほどやめる人が多いです
10年間働かれたももさんも「やめたい!」と思うことはいっぱいありました
そんなももさんも納得!歯科助手をやめる人が多い理由は
- 覚えることが多い
- 変な患者さんも対応が必要
- 立ちっぱなしできつい
- 人間関係
- 休みがとりづらい
- 違法行為に加担している
ももさんの病院では最速半日で退職された方もいたそうです
今は定着していて募集自体もかけてないとのこと、よかったよかった
辞める人が多い理由①:覚えることが多い
歯科助手は資格不要ですが、医師などのサポートをするために医療知識は必要です
歯科医院によっては最新の設備や処置方法を導入する場合もあるので常に勉強しなければなりません
たとえば、器具の覚えることだけでも
- 器具の名称
- 器具の意味
- 器具の使い方/使うタイミング
- 器具の消毒/滅菌方法
- 器具の保管場所
などたくさんあります
ムシ歯のことをCと省略したり、更にむし歯の状態C0 、C1、C2などの表現も覚えないといけません
本当に覚えることが多いですが、覚えるためのコツもあります
- よくでてくる道具や治療を先に覚える
- 治療の流れと先生の会話で覚える
- 道具や薬品を使う意味から覚える
実際に使っていることを目のあたりにしたほうが断然覚えやすいです
覚えるコツについて知りたい方はこの記事を参考にしてください
辞める人が多い理由②:変な患者さんも対応が必要
受付や会計があるので、歯科医院の中で歯科助手が患者さんとの接触時間が一番長いです
実際に変わった患者さんや長話が好きなおばあちゃんがいたりします
患者さんの対応についてはこの2つを取り組んでみてください
- 転職する前に事前に歯科医院の年齢層を調べる
- 「笑顔」で対応する
年配の人が苦手な人は利用者の年齢層を調べておくことで、転職後の悩みを未然に防げます
また、変わった患者さんと遭遇した場合は「笑顔」を忘れないでください
笑顔で対応すれば時は過ぎ、患者さんも帰られます
あまりにひどい場合は医師の先生に相談しましょう
辞める人が多い理由③:立ちっぱなしできつい
患者さんの治療中歯科助手は何かあった時のために立って待機しとかないといけません
ダラダラ話をしている歯科助手さん見たことありますか?
お昼休みを除いて1日中立ちっぱなしということも経験がないと思います
どうしてもキツイときは
- トイレに行って休む
- 先輩に少し休ませてもらえないか相談する
- 象り(型をとる)後の押さえ作業を率先してやる
を実践してみてください
入れ歯などの象り(型をとる)後押さえておかなければなりません
座って作業をするので待ちに待った足を休める時間です
※押さえる作業は資格がない歯科助手でも可能
私も最初はきつかったので、今は後輩ちゃんには声掛けしていますよ~
あらっ!素敵な先輩!
辞める人が多い理由④:人間関係
歯科医院は医師、歯科衛生士、歯科助手と少数精鋭で運営しているので人間関係が濃くなります
なので、人間関係が悪いと本当にツライです
歯科助手さん同士だけでなく、医師の先生とも関係を気づかなければなりません
そこで、ブラック企業の苦い経験もあり2つのことを徹底的に実施しました
- 医院の口コミを確認する
- 面接のときにどのような人か確認する
医院の口コミには医師の先生のことが書かれています
その口コミの事前情報を基に面接で確認してみてください
少しの動作でもその口コミが正しいのか分かったりします
今勤めている先生は口コミ通りの親切な先生でした
転職でも使えるコツですね
実際に医院に通ってみるのもいいと思います
辞める人が多い理由⑤:休みがとりづらい
歯科医院は医師、歯科衛生士、歯科助手と少数で運営しています
突発の休暇も代わりの人がいないので中々融通が利きにくいです
しかし、歯科医院自体が休みの場合はきちんと休みをもらえます
基本的に週休2日は休みがあり、祝日の休みな医院も多いです
そこで、転職する際は必ず歯科医院の営業時間や勤務時間も確認してみてください
歯科医院毎に休みの日が違います
医院は休みだけれど勉強会などが設定されたりする場合もあるので確認必須です
辞める人が多い理由⑥:違法行為に加担している
歯科助手は資格がなくても働ける医療職種の1つです
歯科助手がレントゲンを撮ったり、歯を削ったりなど治療を行うことは違法行為にあたります
歯科医院の方針や先生の指示とはいえ、違法行為に加担していると感じて辞める人も多いです
必ず面接の場などで業務内容を確認してください
(何かあったときのために録音しておくことも重要かもしれません)
別の歯科医院から転職された方からも聞いたことがあります
違法行為をしていない環境もあることを忘れず転職活動頑張っていきましょう!
【歯科助手として長く働ける】歯科医院の見つけ方

長く働くためには自分にあった環境を見つけることが重要です
ももさんが働く10年間勤務している歯科医院は
みたいな嬉しいこともあります
優良な歯科医院を見つけるためには歯科医院の口コミを必ずチェックしてください
口コミには多くの情報が隠れています
口コミを前情報として面接に挑めば医師の先生の態度など多くのことが面接で確認することが可能です
私も口コミを見て、先生の特徴や利用者の年齢層を確認しました
実際に利用した求人情報について紹介しますね
歯科助手求人情報①:タウンワーク

【公式サイト】https://townwork.net
誰もが一度は見たことがあるタウンワーク
先ずはバイトから始めたい人にも簡単に求人検索できるので便利です
- 登録なしで簡単に検索できる
- 47都道府県の求人を網羅している
- 無料の会員登録で応募も可能
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どんな求人があるのかを見るのには最適なサイトです
歯科助手求人情報②:GUPPY(グッピー)

【公式サイト】https://www.guppy.jp
医療・介護・福祉求人サイトの中で「転職で使いたいNo1」を獲得したのがGUPPY(グッピー)です
歯科助手の求人も4,446件と豊富
- 歯科助手の求人も豊富(4,446件)
- 年間382万人という多くの人が利用しているから安心して使える
- 会員登録も簡単、LINEアカウントでも登録可能
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大手求人サイトよりも歯科助手の求人件数については圧倒的に多いです
【悩んでいる人必見】辞める人が多い歯科助手からの転職方法
これまで歯科助手さんから別の職種へ転職も考えることはありました
でも、そういう時はどうしたらいいんでしょうか?
話を聞いている限り、歯科助手さんにはたくさんの良いところがありますよね
こんな風に転職活動をしてみると良いと思います
まず失敗しない転職をするためには
- 自分の強みを考える
- 転職エージェントを利用する
- 企業研究をする
の3つが重要です
歯科助手の業務が忙しくて転職活動できない人は転職エージェントを利用するのがおすすめです
転職自体が初めての方は転職についてのまとめた記事を参考にしてみてください
≫転職の始め方(現在作成中)
歯科助手からの転職方法①:自分の強みを考える

まずは歯科助手として働く上で身に付いたところを書き出してみましょう
たとえば、
があげられます
自分の能力を理解していないと企業へどのようにアピールしてよいかわかりません
覚えることが得意という方は経理職などの手に職を持てる職種もいいと思います
未経験から経理職へ転職された方のインタビュー記事を参考にしてみてください
歯科助手からの転職方法②:転職エージェントを利用する

転職を無料でサポートしてくれるのが転職エージェントというサービスです
ちなみに書類添削や面接練習など多くのことをサポートしてくれます
ここでは初めての転職におすすめなエージェントを3つ紹介します
もっと詳しく知りたい方はこの記事を参考にしてください
求人数が最も多い!リクルートエージェント

【公式サイト】https://www.r-agent.com
リクルートエージェントは転職支援実績No1のエージェントです
リクルートエージェントでのみ募集している求人もあります
- 求人数業界トップクラス(10万件以上)
- リクルート独占求人もある
- 転職支援実績No1
- 転職に精通したエージェント担当者が多い
\登録に迷ったらリクルートエージェント/
実際に利用している人の声としては
転職エージェント担当者の高評判多数!doda

【公式サイト】https://doda.jp
良い転職エージェント担当者に出会えないと悩んでいる人は登録必須です!
- 地方企業もある豊富な求人数
- 転職エージェント担当者の良い評判多数あり
- 自分の市場価値がすぐ分かる「doda年収査定」あり
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実際に利用している人の声は
求人は好条件になれば少なくなります
求人が少ないと感じたら、他のエージェントと併用してカバーしましょう!
転職サポートが高評価!マイナビエージェント

【公式サイト】https://mynavi-agent.jp
書類添削などの転職サポートを充実させたい人におすすめな転職エージェントです
- ベンチャー企業から大手企業まで求人が豊富
- 選考(書類・面接)の対策が手厚い
- 転職エージェント担当者が丁寧
\サポートを充実したい人登録必須/
実際に利用している人の声は
大手エージェントの中で求人が少ない方です
リクルートエージェント、dodaにも登録して求人面カバーしていきましょう
歯科助手からの転職方法③:企業研究をする

優良な歯科医院の見つけ方と同じで企業のことを把握することも重要です
口コミサイトだけでなく、企業研究には多くの手法があります
たとえば、
- 求人票の確認
- 企業ホームページの確認
- エージェントからの情報確認
- 口コミサイトの確認
会社の規模が大きくなるため、口コミサイトや企業ホームページなど多くの情報を基に企業選定しなければなりません
最低限やっておくべき企業研究についてはこの記事を参考にしてください
まとめ|歯科助手を辞める人が多い理由は決まっていた
いかがだったでしょうか?
- 残業が少ない(月10時間以下)歯科医院は存在する
- 自分に合った歯科医院の見つけ方:口コミを確認する
- 歯科助手の主な仕事:受付・会計/医師のサポート/器具の管理
- 歯科助手を辞める主な理由:覚えることが多い、体力が必要、人間関係
- 歯科助手から異業種への転職:自分の強みを考える
約2時間ものインタビューありがとうございました
こちらこそありがとうございます!
私自身も初めての経験だったので緊張しました
誰しも利用経験がある歯科医院という場でこのような縁の下の力持ちの方々がいらっしゃったなんて想像していませんでした
日々の仕事も大変だと思いますが、後輩ちゃんのフォローも頑張ってください
本日は本当にありがとうござました
こちらこそありがとうございました
最後まで読んでいただきありがとうございます
ブラック企業から歯科助手という資格のいらない医療職種へ転職する際の参考になれば嬉しい限りです
他の環境を見たときに少しでもイイなと思ったら実践してみてください
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